【グッド・ドクター】自閉症スペクトラム障害って何?サヴァン症候群とは?

当記事では、自閉症スペクトラム障害・サヴァン症候群を解説します。

山崎賢人さんが主演する『グッド・ドクター』。主役となる彼が演じる新藤湊は、自閉症スペクトラム障害でサヴァン症候群の青年の役どころです。

自閉症スペクトラム障害とは、自閉症のこと?サヴァン症候群って何?といった疑問を解決していきたいと思います。






自閉症スペクトラム障害とは

別名ASD(Autism Spectrum Disorder)とも呼ばれる自閉症スペクトラム障害は、自閉症やアスペルガー症候群などの発達障害を総称したもので、2013年に今までの細かな分類はしないでASDとして統一されました。

つまり、自閉症やアスペルガー症候群=自閉症スペクトラム障害ということになります。

それまでは、自閉症とかアスペルガー症候群、広汎性発達生涯などが別々に診断名としてあったので、混在された状況なのかもしれません。



サヴァン症候群とは


さきほど紹介した知的障害や発達障害などの自閉症スペクトラム障害を持つ人で、ある特定の才能がスバ抜けて高い能力を持っていることを言います。

1988年、ダスティン・ホフマンさんが主演の「レインマン」という映画をご存知でしょうか。若い人はまだ見たことがない人もいるかもしれませんが、ここでダスティン・ホフマンさん演じるレイモンド・バビットレイモンドは、本を一度読んだだけで覚えてしまったり、4桁の複雑な掛け算も瞬時に計算したりと特別な能力がありました。

しかし、そんな彼こそ、このサヴァン症候群でした。

「レインマン」のモデルとなった、実際の人物がキム・ピークさんは、なんと9000冊以上にも上る本の内容を暗記。歩く百科事典とも言われる人物でした。そのような記憶力意外にも、絵、ピアノ、数学、中には、過去や未来の40000日分の日付から、その曜日を答えることができる人など分野は多岐にわたります。

自閉症患者の10人に1人、男性に多い、といった特徴もあるサヴァン症候群。それでは、他にも有名な人物はいるのでしょうか?



サヴァン症候群の著名人

キム・ピークさん以外にも、サヴァン症候群と診断されている有名人が多くいます。有名な方をご紹介します。

アロンゾ・クレモンズ


アロンゾ・クレモンズさんは、外傷性脳障害を幼少期に負ったことにより、学習障害という診断を受けました。つまり、後天性です。

靴紐も、食事すらまともに自分で出来なかったアロンゾさんは、なんと、テレビに登場する動物を見ただけで、とても精密な動物の粘度彫刻を作り出します。現在では、世界でも有数の彫刻家の1人にまでなっています。

トム・ウィギンス


ブラインド・トムとしても知られている盲目のピアニストのトム・ウィギンスさん。南北戦争の頃、奴隷の両親の子供として生まれ、ある将軍の家に買い取られ、その子どもたちに障害を持っていたことでペットのような扱いを受けます。

しかし、ある日、子どもたちが習っていたピアノに興味があり、手探りで演奏。6歳のときには即興演奏もできるほどになりました。

その後、本格的にピアノを学び、各地で演奏するピアニストにまでなりました。

サヴァン症候群の日本人

正式にサヴァン症候群であるとされている人はいません。高橋みなみさんやみやぞんさんはサヴァン症候群ではないのか?と噂されていますが、才能を持っているだけではサヴァン症候群とは言いません。

あの画家として有名な山下清さんは、「そうなんじゃないか!?」とも思いそうですが、彼もまたサヴァン症候群ではないとしています。

山下浩さんという、山下清さんと11年間一緒に暮らしていた方はこうインタビューに答えています。

山下浩さん

まず、山下清は自分のことを障害者だとは思っていません。そして一緒に暮らしていた、私たち家族もそうは思っていません。生活に支障があることが障害ならば、おじは何年も放浪生活を続けられるぐらい生活力がありますし、有名になってからは絵画で生計を立てて自立もしていました。絵を描くことを仕事と認識していて、少しでもいい絵を描こうと努力もしていました。

まとめ

サヴァン症候群である人って案外、周りにいないものです。そういうとても貴重な存在でもあるということです。山崎賢人さんが、こういった人をどう表現するのかは本当に楽しみです。

また、今までと違った一面を見られるかもしれません。