ドラマ「奥様は、取り扱い注意」も佳境を迎えてきました。そして、話題にもなっているようです。
勇輝(西島秀俊)はいったい何者なのか・・・
そこで、思いつくのは、やはりあの映画「ミスターアンドミセス」です。
当記事では、
・これまでのドラマの振り返り
・ミスターアンドミセスの映画のおさらい
・考察
をしていきたいと思います。
今までの振り返り
これまでのポイントは後半になるにつれ、徐々に見え隠れするポイントがいくつもあります。
菜美(綾瀬はるか)の夫である勇輝は、何か(秘密にしている職務?)を隠している。
そう思わせるポイントがいくつかありました。
6話では
事件の目撃者だった菜美は、警察署で事情聴取されることに。話が終わって、勇輝が待っている場所へ行くと、心配して付いてきてくれた勇輝がいないことに気がつきます。
そこで、探しに行った先で菜美が見たのは、警察署の人と仲良さそうに話す勇輝の姿でした。
勇輝は、大学の同級生に会社のシステムを売り込んでいたと話していましたが、気になりますよね。
7話では
あのですね、西島秀俊(勇輝さん)は福岡に出張と言いながら、東京タワーの見えるホテルに泊まってまして…(震え)
綾瀬はるかの話を聞いてる時はにこやかに左手で電話を持ってるんですが、自分の昔の話のことになると右手に電話を持ち替えて、BGMが不穏なのになりましてね…#奥様は取り扱い注意 pic.twitter.com/qOkd3sdi9V— tomomi (@tomomi30) 2017年11月15日
福岡出張と言いながらも、電話をする勇輝(西島秀俊)がいるホテルの部屋から見えたのは、東京タワー。
そして、平然と帰ってきて菜美を抱きしめたときの表情も何かを感じざるを得ない雰囲気でした。
しかし、何よりも7話の明らかな嘘は、何かあると思わざるえない出来事。
8話では
#奥様は取り扱い注意
勇輝さん、実は空き巣のパンチ2発を普通に受け止めてたよね。
その後、わざと殴られた…? pic.twitter.com/qMaKQTcVSe— あさひ★(菊田熱再燃中🔥) (@asa_hi_0329) 2017年11月22日
8話での、あの家で空き巣の犯人と出くわした時の行動と目つきは本当に只者ではないのが明確です。
犯人の攻撃を綺麗にガードした後に、わざと攻撃をくらい倒れるシーンがありました。
これには、多くの人が「えっ?」となったはずです。ここでわかったのは、相当武術に長けていること。
そして、最後には勇輝の心の声が聞こえました。「彼女は気づき始めている。」と。
実はその他も・・・
そして、それまでは気にしていなかったのですが、まったく勇輝の過去も、周囲も、全然見えていないんですよね。菜美が一度、仕事場へ尾行した時くらいです。
今回のような展開でないと、本当に気にしない事ですが、もしかしたら、
・菜美の体が引き締まった事にすぐに気がついた
・毎回、今日は何をしていたの?と聞く
何か意図があるのではと思ってきますよね。怪しいポイントをまとめてみると
・勇輝の周りは全然見えない。
・優しい夫でありながら、嘘を平気でつく
・観察能力が高い
・武術に長けていてかなり強い?
ミスターアンドミセススミスに似ている?
『Mr.&Mrs. スミス』2005年アメリカ映画。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが初共演を果たしたアクションコメディ。凄腕の殺し屋2人が恋に落ち結婚、ほどなく互いの素性がバレて、甘い結婚生活が一転、壮絶な殺し合いへと発展 pic.twitter.com/zrE0ihbJZp
— 映画の館 Cinema Paradiso (@cinema_eiga) 2017年11月28日
そう、あの有名な「Mr.&Mrs. スミス」
2005年に製作された、アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピット主演のアメリカ映画ですが、今回の設定がとても似ています。
「ミスターアンドミセススミス」あらすじ
隠し事をしていたマンネリ化の夫婦が、生活に対してカウンセリングを受けるところから始まります。
その隠し事というのが、同じ暗殺者ということ。
二人は所属は異なり、ライバル業者であるも、お互いにそれを秘密にし、結婚をしたのです。
そして、
ある日、同一人物に対する別々の暗殺命令がされ、ここで初めて、お互いが邪魔しあうことになります。
暗殺は失敗。しかし、この時点ではまだお互いが誰なのかわかっていません。
邪魔をした相手を調べるうちに、実はそれが夫であり、妻であることをお互い知った二人、ある晩のディナータイム、会話ひとつにも張り詰める緊張感。
そして、とうとう最悪最強の夫婦喧嘩が勃発!
銃撃戦や格闘、家はぼろぼろ・・・しかし、愛で繋がっていた2人は争いを止め。
自分たちを縛る組織と、戦うことに。最後は、2人の愛は以前よりも燃え上がり、ハッピーエンドに終わっています。
考察
この「奥様は、取り扱い注意」と「ミスターアンドミセススミス」には共通点、夫婦で秘密があり、2人とも運動能力が高い。とても似ていますね。
原案・脚本は金城一紀さんです。あの「警視庁警備部警護課第四係」や「BORDER」「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などの作品で有名な方です。警察関連(公安?)は、特殊工作員を捕まえるのも仕事のひとつ。
可能性も非常に高く感じています。
このドラマも、彼の得意分野での物語だったのかもしれません。
映画と同じ結末になるのだとしても、少し変わった結末になるのでは、と個人的に予想しています。
暗殺者同士 と 公安と特殊工作員 の並びは少し関係性が違いますよね。
でも、映画と同じように、夫婦喧嘩シーンは面白そうなので是非見てみたい!と思いませんか?
もちろん、あくまでも推測であり、事実はまだわかりません。
今後の展開を最後まで、楽しみにしましょう!