陸王9話(2017年12月17日放送)のネタバレ記事になります。カッコイイ宮沢社長、そしてダブルラッセルに代わるアッパー素材。
今回は、そんな怒涛の展開の9話をご紹介します。
こちらはネタバレになりますので、ご注意ください。
陸王9話ネタバレ
買収案という話にバラバラになってしまう社員たち。
そんな中、大地は、陸王のアッパー素材を手に入れようとする。なんとか、タテヤマ織物という会社の社長と会うことができ、ダブルラッセルに代わる素材を手にすることが出来ます。再度、大地の茂木選手への熱い想いから、茂木選手の陸王を作ることになる社員達。そこで、バラバラになった社員たちは、再度こはぜ屋として一致団結することになる。
買収という提案に応じる流れであったが、ここでキーマンとなったのは、飯山晴之(寺尾聰)でした。
社員と宮沢社長(役所広司)とやり取りする姿を見て、何かに気づく飯山。その後、買収の話をしにフェリックスへ行く直前のこはぜ屋で。宮沢社長が半纏を眺めていると。そこに現れたのは、飯山でした。
「諦めが悪いのがあんただろ」と、今更ながら宮沢社長を迷わせ始める飯山は、こう話します。「シルクレイの専売特許は現時点でこはぜ屋だけ・・・」
そして、宮沢社長と坂本(風間俊介)がフェリックスを訪れます。スーツの上に半纏を来た宮沢社長をみてビックリする御園社長(松岡修造)ですが、それを笑顔で受け入れ、話を始めます。
買収の件になると、すかさず頭を下げる宮沢と坂本。買収案には応じられないと話し始め、宮沢は、シルクレイを供給する業務提携という提案を出したのだ。
しかし、御園は設備の件、買収案の方が簡単だと応じません。買収後シルクレイの価値が無くなった時の未来の話を始める宮沢に、「未来のことはわからない。そうならないようにするのが企業努力だ」と答えます。
それを聞き、宮沢は坂本が調べた、フェリックスの買収企業リストを手にします。
フェリックスは自社に無い物を補うため買収して大きくなった会社だった。
そして、買収された子会社の結末は決して良いものばかりではない。それを指摘した上で、御園社長にこう言ったのです。
「こはぜ屋100年の暖簾に値段をつけることはできません。」
宮沢は支援してほしいという提案を出すも、独自で開発したほうがましだと、御園に払い除けられてしまう。
こうして、こはぜ屋とフェリックスの買収案は白紙になったのです。
【最終回に続く】
御園社長(松岡修造)の正体
前回予告でアトランティスとの関係は、アトランティスの小原(ピエール瀧)と海外で知り合った仲でした。ですが、あくまでも顔見知りなだけで、交友があるのではありません。
そこで、美園は小原から、こはぜ屋買収後、アトランティスと稼ぐ話をされ、その話を受けるかのような身を乗り出す様子がありました。しかし、どんな提案なのか、そして企む様子などは今回の放送で深堀はしませんでした。
筆者はこう考えています。
御園は、極悪人というわけではありません。それに、仕事に対して、リスクを考えることはもちろんですし、怒りを露わに人を指差し、怒鳴る様子は除いて、『ビジネス=利益』という経営者としては必要な思考は持っている人のようだと思います。
しかし、ビジネスにおいてあまり人情や人と人の繋がりを気にする人柄ではありません。なぜなら、先程あったように彼が過去買収した会社の末路は考えていないからです。これが、御園の正体といった感じです。
陸王9話の感想
宮沢社長の「できるんですか?」という発言に、怒りが顔に露わになる表情。御園の頬をひくつかせる感じなんか本当に演技力あると思いました。
その後、その怒りを宮沢にぶつけた後も見どころです。
宮沢ももちろん黙っていません。帰ろうとする御園を呼び止め、「馬鹿にしないでくれ!!」言い返す言葉。
そして、彼に「公開するのはあなただ!」とはっきり明言した宮沢社長がとてもカッコよかった。
さすが役所広司さんですね。
役所広司とやり合うために
松岡修造さんの熱演ぶりは、努力の結果だったようです。
松岡は2週間前から役作りを開始。最初にやったことはなんと、主演の役所広司の顔をプリントアウトして、家中の壁という壁に貼りまくること。なんでも、『日本のトップ俳優である役所さんの前で演技すると緊張してしまうはず。だからまずは見慣れた顔にしておくことを重視しました』と理由を語っています (ドラマスタッフ)
とのこと。
あまり聞いたことない手法でしたが、松岡修造さんらしいというか、でもそれがかなり活かされていました。あの迫力ある演技は良かったと思います。
最終回は
最終回の情報は、
最終回は、2017年12月24日は夜9時放送
※直前スペシャルも夜7時~9時にも放送されます!
陸王の製造、茂木選手、どうなるのか楽しみです。
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